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2024/07/08 更新
Category;ピックアップレポート
黒い鶏の羽をつけた獅子がはだしで舞を奉納します。
「大瀬の獅子舞」の地域は古くからの稲作地帯であり、雨乞い行事と稲の病害虫駆除、人々の悪疫防除の夏祈祷の祓いとして、古くから八潮の近隣住民に親しまれてきた郷土芸能となっています。
奉納のあった6日の午後も、ちょうど大雨が降りました!
次の日の7日に、「雨乞いの獅子舞だから、お祭りのあとに毎年よく雨が降るんだよ」と友人に話したところ、
「本当だね!昨日も降ったし、毎年獅子舞のお祭りのあとに雨がよく降ってるよね!すごいね!」と目を輝かせて驚いておりました。
今年のお祭りもたくさんのひとで賑わい、出店はチョコバナナ、唐揚げ、お好み焼き、スーパーボール、ビールやジュース、綿あめ、水あめ、フランクフルト、いか焼き、たこ焼き、きゅうりのお漬物、ポテトなどなど、屋台も大にぎわいでした。
大瀬の獅子舞は、舞を舞う足元が砂というか土ぼこりを上げながらの舞になるため、「どろんこ獅子」との異名もあります。
暑かったのでサンダルで行きましたが、足が砂まみれになりました(笑)
それもまた一興ですね♪
この獅子舞は江戸時代に始まったと伝えられています。江戸時代から今日まで、八潮市の大瀬民たちが笛や太鼓や獅子の舞を毎年毎年練習し、大切に伝統を受け継いできたのかと思うと、感慨深いですね。
3匹の親子獅子が富士山に登る途中の出来事を描いた舞は神社で各日数庭ほど行われます。
7/28には、地域の安全を願って大瀬地区を獅子たちが練り歩く祈祷獅子が予定されています。この日、朝7時ごろから、「宝光寺―大瀬氷川神社―上大瀬地区―下大瀬地区」と笛と太鼓と獅子が練りまわりますので、もしかしたら見かけるひともいるかもしれませんね(*^-^*)
7/21には、八潮市二丁目で「田の草取り獅子」とも呼ばれる獅子舞のお祭り(市指定無形民俗文化財)が奉納されるので、そちらにもぜひ、お越しください!
お問い合せ:八潮市教育部 文化財保護課 文化財保護係
048-997-6666
大瀬の獅子舞について