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2021/09/25 更新
Category;ピックアップレポート
先般告知致しました八潮市内にて活動中の保護団体「ボランティア団体ねこエイド」と「NPO法人ねこひげハウス」の2つの保護団体が共同開催した保護猫の譲渡会に伺ってまいりました。
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2021/9/20
保護猫の譲渡会を市内の2つの保護団体が共同開催
午前中、少し小雨もまじって、天気が心配でしたが、午後は少し青空も覗いて良かったですね。14時位に伺ったのですが、大盛況でした。駅から徒歩で伺える会場はよいですね。
それぞれの猫には、性別や生まれ月は元より、去勢の状況や猫白血病、猫エイズの有無、性格やチャームポイント等が明記されています。
ペットショップとはちがい、小さなゲージの為、ちょっと心苦しいところはありますけど。よくこのような譲渡会の際に、ゲージに指を入れたりする方がいますが、人馴れしていない猫もいます。当然触れ合って相性を確かめる必要がありますので、触ってみたい時は必ずお近くのスタッフさんに相談してみてくださいね。
当日は団体さんで制作しているグッズなどの販売も行われています。
近年増えている「保護猫」の譲渡会ですが、意外と保護猫を引き取るということは決して敷居が低いとは言えません。猫の愛好家の方にとっては当たり前のことであっても、初めて保護猫を引き取るという行為には、理解の浅い方もたくさんいらっしゃると思いますので、簡単に取りまとめておきますね。
例えば、「ねこひげハウス」さんでは譲渡の条件として、以下のような項目を掲げています。
(ねこひげ ハウス「譲渡の流れ」より)
実に16項目と、結構ボリュームあるように見えますが、要は里親になる方が責任を持って、猫の健康管理も含め一生大事にしてくれること、及び完全室内飼育が可能であることが重要です。コーディネーターさんとじっくり話し合って、しっかり理解して臨んでください。
譲渡会といっても、その場で連れて帰るということはできません。コーディネーターさんとの打ち合わせの後、事務手続き等を実施し、譲渡前の検査を経て引き渡しとなります。また、猫と里親とのお見合い期間として、トライアル期間を設ける必要があります。また譲渡の際、諸費用や寄付金等が発生致します。各団体毎に設定費用が違いますので、こちらも必ずご確認ください。
とまあ、諸々と留意点を明記しましたが、全ては保護猫の幸せのために。ねこエイドさんやねこひげハウスさんの活動の趣旨に賛同できる人は、ぜひ譲渡会を一度覗いてみてください。ねこエイドの西江さん、ねこひげハウスの石川さん、その他スタッフの皆様、本日はありがとうございました!!。
今後の予定は10月30日(土)/11月27日(土)の13:00~16:00。宜しくお願いします。