デリバリー・プラットフォーム最大手「DoorDash(ドアダッシュ)」が八潮市にも上陸!!

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2021/11/01  更新

Category;インフォメーション&ニュース  

出典:DoorDash

ドアダッシュ、川越・熊谷・所沢など埼玉でエリア拡大。倉敷や石巻も

デリバリー・プラットフォームの「DoorDash(ドアダッシュ)」は、21日から宮城県・埼玉県・岡山県での提供エリアの拡大を発表した。

DoorDashは、6月に仙台市を皮切りに日本に進出し、8月に岡山市、9月にさいたま市と順調に国内のサービス提供エリアを拡大してきた。宮城では7月に塩釜市・多賀城市・名取市で提供しており、10月27日から新たに石巻市・大崎市・東松島市でデリバリーを開始する。

埼玉県では、上尾市、桶川市、北本市、鴻巣市、富士見市、ふじみ野市、東松山市、川越市、川口市、加須市、久喜市、白岡市、行田市、熊谷市、越谷市、和光市、志木市、新座市、朝霞市、狭山市、日高市、入間市、飯能市、戸田市、蕨市、所沢市、鶴ヶ島市、坂戸市、三郷市、八潮市、草加市、春日部市でスタートする。

岡山県は総社市、笠岡市、浅口市、倉敷市(南部)で開始する。

また、提供エリアの拡大を記念して、事前注文で吉野家・かっぱ寿司・大戸屋の対象メニューが、一食分無料になる期間限定キャンペーンも10月23日から実施する。

DoorDashは、米国ナンバーワンのデリバリープラットフォーム。日本でも6月からサービス開始し、順次エリアを拡大している。

Impress Watch,臼田勤哉

「DoorDash(ドアダッシュ)」って?

「ドアダッシュ(DoorDash)」とは2012年に米国で創業されたフードデリバリーサービス(料理宅配サービス)を手がける企業。国内では2021年の6月から日本でのサービスを開始。宮城県の仙台市を皮切りに、少しずつ対応都市を拡大させています。

このようなフードデリバリーサービスは、国内では既にUber Eatsや出前館などがありますが、このドアダッシュは、本国アメリカではこのUber Eatsを抑えて最大のシェアを占めている企業です。

DoorDashでは配達員を「Dasher」と呼ぶ。出典:DoorDash

Uber Eatsや他のサービスとどう違うの?

例えばドアダッシュのスマホアプリは、Uber Eatsや出前館などと較べて、アプリの使い勝手に大きな違いは見られないです。既にUber Eatsなどを利用された経験のある方であれば、問題なく使い始められます。

ドアダッシュは日本ではまだ開始したばかりなので、サービスにおける差別化はこれからに期待となりますが、開始してからもうすぐで10年となるアメリカでは、様々な革新的なサービスが展開されているんですね。そのためその革新性がトップシェアを獲得した大きな要因の1つであると言われていますから、これからの期待が持てます。

以下は本国アメリカでの実績ですが、ドアダッシュの1番の特徴としては、飲食店以外の企業との積極的な連携です。アメリカではスーパーマーケットのウォルマート等と提携をしており、食料品や日用品の買いだめに利用することができます。スーパーマーケット以外にも、ドラッグストアや、衣料品店などとも連携をしており、幅広いアイテムを購入することができます。

また、カード会社とも連携をしており、カード保有者は、配送料が無料になるサービスを受けられます。Uber Eatsがおこなっている配送料が無料になる「Eatsパス」が、カード会員特典に含まれているようなイメージ。他にも一部ホテルとも連携をしており、宿泊者は、割安でデリバリーを利用することができます。

ドアダッシュは「ダッシュマート」という自社ショップも開始。アプリ専用のデリバリー専門のショップで、日用品や調味料など幅広いラインナップと、人気加盟店のソースなどダッシュマートでしか手に入らないアイテムを用意することで、人気を博しています。

その他にも、アプリ専用のバーチャルレストランも運営しており、ビッグデータを活用したメニューや、配送時にこぼれない工夫された容器などにより、高い満足度を誇っています。

日本国内では少し前に出前館がバーチャルレストランを運営し始めましたが、DoorDashのサービスを参考にしているようです。

ドアダッシュはアメリカで革新的なサービスを次々に打ち出してきました。今後日本でどんなサービスを展開してくれるかちょっと楽しみです。

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